ウイニングポスト9 感想
基本情報
ジャンル:競馬シミュレーションゲーム
対応機種:PC,PS4,Nintendo Switch
開発元:コーエーテクモゲームス
感想 おすすめ度★★★☆☆
システム変更で自由度が低くなった?
競馬シミュレーションゲームウイニングポストシリーズの最新作。私が購入したのはPS4版です。前作ウイニングポスト8 2018と比べると「家族要素(結婚・出産)」「クラブ運営」等の削除、大幅なシステム変更等がありました。前作は子供をG1ジョッキーにできたりして楽しかったので、個人的には残念な変更です。その他のシステムの変更についても、なんとなく不自由さが上がったように感じました。
一例をあげると、お守り(強い馬を購入したりするのに使用)について、前作までの「金のお守り」よりも上位の「虹のお守り」が登場し、前作までは最上位の金のお守りの馬でもセリ等で入手が可能だったのですが、今作からは最上位の虹のお守りの馬はセリに登場しなくなったので、前作までセリで購入できた馬の一部がセリでは購入不可となりました。
また、特定の牧場と知り合いでなければ史実通りの配合が不可になることもあり、強力な史実馬の入手が難しくなったように感じました。
自分で配合した馬も可愛いのですが、お気に入りの史実馬を自分の牧場で所有するのも楽しみであったので、それが難しくなった点は残念です。
絆コマンドについて
今作からのシステムで、知り合いを増やしたり、併せ馬等の調教を行ったりするのに必要となります。なんとなくスマホゲームを彷彿とさせるシステムです。
新しい騎手や調教師と知り合うには絆コマンド「新たな出会い」を使用するのですが、知り合える人は自分の名声に応じてランダムなので、優秀な騎手や調教師と出会うにはセーブ&リセットが必要になります。
特に騎手はレース結果にかなり影響するので、良い騎手に知り合うために何回もリセットを繰り返し、かなりテンポが悪く感じました。ガチャシステム。
※アップデートで、任意の人物と知り合えるコマンドが追加されたので、今はそんなにセーブ&リセットは必要なくなったと思います。
1歳馬の育成等も絆コマンドで行うことができるのですが、正直面倒なシステムだと思います。
闘志システムについて
こちらも今作からのシステムで、レース後に「ライバル馬」が設定されるイベントが起こることがあり、ライバル馬に勝利すると「闘志」が上昇し、レース時に能力が強化されるというものです。
ライバル馬の設定自体は面白いし、ライ
バルに勝ち続けることで将来のための繁殖ボーナスも付くのでよいのですが、闘志のレースへの影響が大きすぎるような気がしました。
勝ってる間は自分の闘志が上がって相手の闘志が下がるので勝ち続けられるのですが、最初もしくは途中でつまずくと、闘志が低い状態となりずっと勝てなくなる印象です。
日本国内と比べて海外は闘志の低い馬が多いので、国内ではさっぱりなのに海外G1をあっさり勝てたりと、バランスが悪いなぁと思いました。
正直な感想
不満な点ばかりを書いてしまいましたが、前作と比べて私が不満に思っただけで、今作
から始める人や、変更点が気にならない人であれば競馬シミュレーションゲームとして楽しめると思います。レース映像については、さすがに最新作なだけあって綺麗になっているし、G1前に入るテレビ番組みたいな演出も気分が盛り上がりますよ!
余談
パカさんも私も競馬好きで、ウイニングポストはパカさんもプレイしているのですが、パカさんも今作はあまり刺さらなかったみたいです。でもパカさんはガチャ運が良く、将来有望な実在騎手を引いてました。うらやましい。
ちなみに、別ブログでパカさんが競馬予想記事を書いているので、興味のある方は見てもらえると嬉しいです!